乾燥加工

生の原料から乾燥します。

 機能性素材や農産物・食品原料の乾燥工程を受託しております。温風乾燥のほか、真空凍結乾燥(フリーズドライ)も備え、素材の適性に応じてお持ち込の原料を乾燥致します。また、スプレードライによる、熱水抽出エキス末の製造も可能です。

弊社は、非加熱粉体殺菌に強みをもっておりますので、乾燥から粉砕を通じてパウダー化の後、殺菌粉末を製造することも可能です。小ロットの乾燥でも、試作品の乾燥でも弊社で対応が可能です。スピードを持って、即対応させて頂きます。

ご利用頂ける乾燥装置

温風乾燥

温風(熱風)を吹き付けて乾燥する方法です。温度調整が可能ですので、乾燥後の成分維持を目的として、低温乾燥させることもあります。小ロットの乾燥も喜んで承っております。

真空凍結乾燥

急速冷凍し、真空状態にて乾燥します。フリーズドライは色や成分の変性が小さく、形態を維持することが可能です。水分率5%以下の様に、厳しい規格が要求される素材はフリーズドライで乾燥します。

乾燥イメージ

乾燥前のフレッシュ

水分値87%の検体(チョウマメの花弁)を温風及び凍結乾燥にて処理した結果を示しています。

温風乾燥機

水分値:8%以下。
乾燥にかかるコストは比較的安いのですが、上記試験品では、熱による成分の変化、収縮や硬化が発生しやすいという傾向にあります。

真空凍結乾燥機

水分値:8%以下。乾燥にかかるコストが高いのですが、乾燥後の形態は温風乾燥に比べて形態が残存しやすく、また成分の変化が小さいという長所があります。

小ロットからの乾燥を承ります!

・地域の特産品、農産物を小ロットで乾燥粉末化したい!

・ドライフルーツや、ハーブティーの原料を小ロットで乾燥したい!

担当者からのコメント

受託加工担当 山本

 乾燥方法にも様々な方式があります。均一な乾燥でコストが抑えられる温風乾燥、成分の変化が少ない真空凍結乾燥、液状の食品を微粒化し粉末にする噴霧乾燥がございます。素材と乾燥後の仕上がり、品質、ご予算を考えて、テストを行い、最も適した乾燥方法を選択いたします。勿論、小ロットの乾燥しっかり乾燥させないと次の工程で大きなトラブルを招く事もあります。次工程、最終工程のことも考え、最適な乾燥方法を決定します。乾燥といえ、全体の生産工程を見渡したノウハウが必要になるのです。

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